2015年12月28日
シラサギファミリー?で賑わう三沢川
稲城市を流れる「三沢川」で、珍しく沢山のシラサギが多摩川から飛来していたのを目撃しました。
多摩川水系の支流である三沢川は、川幅が狭く水深の浅い川であるため、シラサギの大群が飛来する(目撃)するのは、殆んど無かっただけにちょっと驚きました。
今朝の冷え込みはこの冬一番だったと感じたものの、日中は昨日より風が弱く暖かい日差しがあった。
何時もの様に三沢川の遊歩道をウォーキングしていると、一寸と違う光景を見ることが出来た。
突然シラサギの大群(一つのファミリーが集合?したようにも思われる)が飛来しました。鳩の群れとは異なり十羽を超えた乱舞は一寸見映えがあります。
多摩川ではこの様な光景はよく目にしますが、三沢川では初めてです。
この大群は指揮者(親?)の合図か分かりませんが、一斉に狭い川へ着水し、それも狭い範囲で固まって、盛んに捕食したり数十m飛んでは再び着水していました。
捕食しているのは数十cm位の「ハヤ」と思われるものを、夢中であり一種の興奮状態だったように見えます。(現場では遠くてあまり感じなかったが、写真を見ると何時もの数羽を見た時とは表情も違うし、大きなハヤをくわえていました。
三沢川では、小さなハヤが数十匹以上群泳している姿が沢山目撃されていますから、多分シラサギはこれら群れの一つを見つけたんだと思った。
カワセミみたいな小さな野鳥は、主に食べるのは4~5cm以下の小魚ですが、シラサギは10cmを超えるような大きな魚を沢山食べる事から、通常多摩川の様な大きな川でないと、暮らせないと思うがこれだけの大群が来たと言う事は、最近の気温が関係しているのか分かりません。
捕食していたのは僅か100m位の非常に狭い範囲で、時間的には数十分だったと思うが、多摩川方面へ全部戻っていきました。
数羽が偵察に来て、一ファミリー数十羽を呼び集めてここえ来たのか、又は餌場を求め移動中たまたま立ち寄ったのか分かりませんが、引き上げるのは以外に速かったように感じました。
(注)三沢川へ飛来するのは、シラサギの種類の中でも小型の「コサギ」に分類されたものと思われますが、地元では俗称シラサギと呼んでいます。